最近身体の調子が悪いので、病院で検査を受けることにした。
ある程度検査を進めると看護師たちが顔色を変えているのが気になった。
すると案の定、更に精密な検査をということで大きな病院に移され、
隅々まで検査を受けることになった。
検査が終わりそこの医師に結果を聞きに行くと、
「検査の結果病気が見つかりました。それに関していい知らせと悪い知らせがあります。どちらから聞きたいですか?」
と言われた。
悩みどころだがどちらから聞いても変わらないだろう。
「悪い知らせからお願いします」
私は答えた。
「では悪い知らせを。あなたは難病にかかってしまいました。もってあと半年といったところです」
なんということだ。私は衝撃の知らせにうなだれた。
「先生、何を聞いてももうしょうがないかもしれませんが、一応いい知らせの方も教えてください」
「ではいい知らせの方も…あなたの難病は研究が進んでいて、来年には薬が開発され…」
【意味怖】検査 の解説
この難病の薬は来年には開発されるけど、この人はあと半年しか生きられない。
開発されるころにはもう手遅れになってしまっているね。
それをいい知らせとして伝えてくる医師はいったい何を考えているのか…
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