謎解きクイズ

【謎解きクイズ】幸せは歩いてこない【ウミガメのスープ】



ウミガメのスープとは【ルール説明】

 

意味怖ちゃん
ウミガメのスープとは、皆で謎を解き明かす推理ゲームだよ。

 

①問題が出題される

②「Yes」か「No」で答えられる質問をする(何回でもOK!)

③質問の回答をヒントに、答えを考える

 

今回の問題は過去にインスタグラムで実施したものだよ。

当時寄せられた質問回答も合わせて載せていくから、一緒に考えながら楽しんでね。

 

意味怖ちゃん
↓では問題です!↓

 

 

問題【ウミガメのスープ】

ショウくんのことが好きなマリちゃんは、

ショウくんと手を繋げるようになったので、悲しみの涙を流した。一体どういうこと

 

意味怖ちゃん
考えてみよう!

 

 

質問と回答【ウミガメのスープ】

 

ここからは実際に寄せられた質問や回答を載せていくよ。

ヒントとして読みながら、考えていってね。

 

 

ワニノコ
ショウくんには感情がありますか?
Yes。感情はある!
意味怖ちゃん

 

ピカチュウ
2人とも生きていますか?
Yes。2人は生きているよ!
意味怖ちゃん

 

アチャモ
2人は捕まっていますか?
No。捕まっていないよ。
意味怖ちゃん

 

チコリータ
どこで手を繋ぐのかは重要ですか?
No。大概の場所で成立するよ。
意味怖ちゃん

 

イーブイ
他の人が何か関係していますか?
Yes。1人だけ関係しています!(いい質問)
意味怖ちゃん

 

アチャモ
手を繋いだらダメな状況にありますか?
No。それ自体は悪いことではないよ!
意味怖ちゃん

 

ピカチュウ
ショウくんとマリちゃんは家族ですか?
Yes。いい質問!
意味怖ちゃん

 

 

さて、ここまでの有力情報をまとめると

・2人とも元気な健康体

・この2人の他に1人だけ登場人物がいる

この2人は家族

こんな感じだね。

 

意味怖ちゃん
もうわかったかな?次は大ヒント質問!

 

 

大ヒント質問

 

ワニノコ
2人には子どもがいますか?
No。今はいないよ。
意味怖ちゃん

 

ということで答えを発表するよ。

まだ考えたい!という人はスクロールを止めてね。

 

 

 

答え【ウミガメのスープ】

 

ピカチュウ
子どもがいたけど亡くなってしまいましたか?
はい。その通りです!(正解)
意味怖ちゃん

 

 

ショウくんとマリちゃんは夫婦。

いつもは小さい子どもを挟むようにして手を繋いでいたけど、

子どもが亡くなってしまい、2人は直接手を繋げるようになった。

2人は子どもの死を実感してしまい悲しんでいるんだね。

 

意味怖ちゃん
みんなは分かったかな?

 

 

インスタグラムで開催中!【参加型謎解きクイズ】

 

こんな感じの謎解きクイズ(ウミガメのスープ)を、インスタグラムのストーリーなどを使って開催しているよ。

 

質問や回答をリアルタイムで送れるから、一緒に参加して楽しんでほしい!

 

他にも意味が分かると怖い話なんかも投稿しているから、興味がある人は一度覗いてみてね。

 

意味怖ちゃん
意味怖ちゃんのInstagramはこちら。見てくれてありがとう!

 

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今回は

出典元:「NEW ウミガメのスープ出題サイト『らてらて』」https://late-late.jp/

から問題と質問を引用させてもらったよ。

 

意味怖ちゃん
最後にこの問題を作った方の解説もしっかり載せておくね

 

夫婦であり、幼い息子がいる2人。
家族で仲良く歩くときはいつも、間に息子を挟んで手を繋いでいたのだが、息子が亡くなってしまったために手を繋げるようになった。
それを実感した妻は、涙を流した。

リョウタが亡くなった。

それはあまりにも唐突で、葬儀の最中もまだ、どこかフィクションじみたものを感じていた。
「リョウタは私たちの自慢の息子でした。」

夫の言葉に、弔客たちは5年という短すぎる人生を嘆いた。

しかしなぜだか私の頬には、涙の筋は伝わなかった。

喪服の夫、喪服の私。駅からの帰り道、二人の間に言葉はなかった。

信じられなくて、信じたくなくて、私は下を向いたまま、いつもの公園を通り過ぎた。

ふと、右手に暖かいものが触れた。

それは夫の手だった。

暖かくて、大きくて、すべてを包み込んでくれそうな、そんな手のひら。

それが今、私の手を包んでいた。

あぁ、と、私は思い出す。

初めてデートをした時の、彼の手の暖かさ。

私が落ち込んでいた時の、彼の手の温もり。

ウェディングドレスの私の手を握る、タキシード姿の彼。

そっか、手、こんなに優しかったんだ…

しばらく握ることがなくて、忘れていたよ。

だってここには、

二人の間にはいつも、リョウタがいた。

リョウタはもういない。

実感した途端、悲しみが、虚しさが、溢れ出して止まらなくて、私は立ち止まる。

夫の差し出したハンカチで、自分が泣いているのだとわかった。

夫との距離は縮まっても、私の胸には埋まることのない隙間ができてしまった。

そのどこまでも純粋な喪失感で、私は涙を流した。

もう三人で歩くことはないのだと、声を出さずに泣いた。

しーあわっせはー

あーるいーてこーないー

唐突に耳に入ってきたのは、夫の声だった。

三人でよく歌ったあの歌を、途切れがちに、しぼりだすように、夫は歌っていた。

だーからあるいていくんだねっ!

リョウタの声だ。

そんなはずはないはずなのに、なぜだか私は確信していた。

そっか。そうだよね。リョウタはいつでもここにいるんだよね。

ふと自分の手を見ると、そこに暖かいものが触れた気がした。

一日一歩、三日で三歩。

自分に言い聞かせるようにつぶやく。

そうだよ、私だって、前を向かなきゃいけないんだ。

「ショウくん、」

思わず声に出していた。

夫がゆっくりとこちらを向く。

「がんばらなきゃね。」

何を、なんて言わずとも、夫ははっきりと頷いた。

今度は私から手を握り、歩き出す。

さーんぽすすんで にっほすっすむー!

またもやリョウタの笑い声が聞こえた気がして、そこは下がるでしょ、と小さくささやく。

どうしたの、と振り向く夫に、なんでもない、と首を振り、また一歩前へ進む。

リョウタ、ありがとう。そして、さようなら。

私も、ショウくんも、少しずつでも、一歩ずつでも、進んでいくから。

リョウタの届かなかった毎日を、一歩ずつ。

公園のブランコが、風もないのに揺れていた。


 

 

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